仕事について考える

こんにちはパシフィックです。

今回は仕事について考えて見たいと思います。

私も新卒で入社して転職活動をしていますが、毎日仕事とは何かを考えています。

ところでみなさんは「サクラクエスト」というアニメをご存知でしょうか?

 

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サクラクエストは就職活動で失敗し就職浪人が確定してしまった短大卒の女の子小春由乃が「間野山」の観光協会で、ミニ独立王国「チュパカブラ王国」の国王(観光大使)として、地域を盛り上げるべく1年間孤軍奮闘しながら働いていくというお話です。

 

そしてサクラクエスト第五話では小春が仕事において自分の代わりはいくらでもいる、逆に代わりのきかない仕事は無いという一方で、自分がその仕事をやったのと別の誰かがやったのでは結果が多少変わってくるのではないかと発言しているシーンがあります。

 

今回はこの「自分がその仕事をやる意味が本当にあるのか?」という疑問を切り口にして仕事について考えていきたいと思います。

 

確かに小春の言うように同じ仕事内容でも人によって結果を出すためのアプローチの仕方は異なるでしょうし、それによって結果は必ずしも一致しないかもしれません。

 

その最たるものが接客業務や営業職ではないでしょうか?

 

店舗によってはその店ではなくその店の店員に合いに来たいがために足を運ぶお客さんも多いでしょう。また、営業の場合はまさに人によって契約を取る本数は違うのでそういうことは言えるかもしれません。

 

では工場での労働やSE職はどうでしょうか?

 

工場での製品は質を均一にすることが求められるので、自分の個性を発揮してより良い物を作っても悪いものを作っても駄目と考えるのが自然だと思います。また、SE職の場合はプログラムの内容で少しでも間違いがあるとそのプログラムは実行されないので結果が変わることはありません。つまり、個性を発揮してアプローチの仕方は違っていても、結果が変わらない、変えちゃっいけない職業もあるのではないかということです。

 

しかし、だからといって自分がやる意味がないというのは違うように思います。

 

確かに最終的に出来上がった「物」が違うことはないかもしれませんが、その「物」を作りあげるまでのアプローチの仕方を評価してもらえることはあるのではないでしょうか?

 

例えば、SE職の場合ではプログラミングにおいて構築作業が早かったり、できあがったプログラムのエラーが少なかったりといった具合です。

 

こういった部分は本人は直接評価してもらっていると感じる部分は少ないかもしれませんが、人によってそういった部分に共感して影で評価している人もいると思います。

 

そう考えると、周りのみんなと全く同じ、良くも悪くもない均一な結果を出すことが求められる仕事であったとしても「自分がそこでやる意味はある」と私は考えてしまいます。