パチンコ屋で学んだことについて少し書いてみる。

 こんにちはパシフィックです。

 深夜の3時にブログを更新しておいて「こんにちは」はないだろうと思いつつ、深夜アニメをリアルタイムで視聴したせいで幾分か目が冴えてしまったので、いい機会なので今まで考えてきたが書く機会を逃していた内容を書こうと思います。夜というのは皆おかしなテンションになるのが常ということで、御多分にもれず自分も変なテンションで書いているのかもしれない。普段のクソみたいな駄文がより中二くさい駄文に変わるかもしれないことを事前にお詫びしておきます。

 私はあと一週間後に次の転職先へ行くことになります。

 ただ、今の職場がそこまで悪い職場かというと別に可もなく不可もなく普通という感じ。問題なのはパチ屋の店員という社会的立場とボーナスが夏と冬両方とも出ないことぐらいです。あとは休みが少なく、いつも結構忙しいことも追加しておきましょうか。

 なんだかんだ言っても自分がこの職場から社会人をスタートできたことは悪くなかったんじゃないかと思っています。恐らく初めて入社したところが普通の会社で普通のオフィスビルで営業だの事務処理だのをやっていると一ヶ月も持たずに辞めていたかもしれません。

 ここでは色々なことを学びました。8時間ずっと拘束されるとはどういうことか。その中でも正社員における立場や考え方、すぐに仕事をさぼることすらできないこと等ありとあらゆる社会人がまず出会う部分をゆっくりまったり経験させてもらったことは非常にいいことだったと思います。

 また、最近では社会人の勉強というものがどういうことか分かってきた部分もあります。社会人が勉強する内容は業務においていかに失敗をしないか、その方法を知るという要素が非常に強いということです。学生の場合は答えを導き出すために勉強して方法を知ろうとする要素が強いと思います。この違いが私にとっては結構重要なことなのです。

 私は退職の面談を何回かした時に上司から君には足りていないものが多すぎる、本意気で仕事ができていないと言われ続けていたが、勉強の違いについて理解することでこの言葉の真意を理解することができた。

 私は業務内容に関して相談することが少な過ぎたのだ。もちろん直接の仕事のやり方に関わる部分について質問していたが、それでは足りなかったということに最近ようやく気づくことができた。例えばレジを打ったことはあるが、そのレジのお金がどういう処理をされて本社や店の売り上げに反映されるのか知らなくてもレジは打てる。だが、上の役職に就くためにはその知識は不可欠であり、レジ関連でのトラブルが仮にあった時はどういう処理をされるのか知っておけばより迅速な対応につながる。そういう直近の業務には関わらないが知っておいて損はない知識を貪欲に知っていこうという気が無かった部分が自分の最も向上心が無かった部分だと思う。

 学生の頃は目の前の課題のクオリティーを上げることで良い点数をもらうという、勉強が直接成功に繋がる側面が強いが、社会人の場合は失敗をしないために話を聞いて業務に当たった結果成功するという学生の勉強とは違い一つ捻った形で成功が手に入る側面が強いと思う。

 だからこそ、社会人は成功をより多く得るために失敗の回避方法を学び、より高い地位に就こうとするのだろう。逆に言えば日常の仕事を本意気でしていればそういった業務内容に直接関わってこないが必要な知識について質問がわんさか出てくるはずであり、それがないのは成長する意欲が無いと思われても仕方がないように思う。

 このことに気付けたことはやはり大きいように思うし、次の仕事でも生かせる部分なんじゃないだろうか。

 色々他に書きたいこともあるがそろそろ眠くなってきたので寝ようと思います。皆に良き睡眠が訪れることを祈って私も眠りに落ちます。

 おやすみなさい。